女性向けAVは、AV業界のなかではけっして派手な存在とは言えません。
しかし女性向けAVには熱心な固定ファンが多く、確実な売り上げが期待できるメリットがあります。
また女性向けAVに出演するイケメンAV男優も増えているため、女性向けAVは今後ますます流行していくことが考えられるでしょう。
そうなるとAV女優にとっても、女性向けAVは無視できない存在となってきます。
女性向けAVに出演できるAV女優になれば、それだけお仕事の幅が広がることにもなるためです。
そこで今回は、女性向けAVの現場ではどういったAV女優が望まれているのか、そして女性向けAVのなかでも新たな人気ジャンルとして成長しつつある、女性向けVRAVにおけるAV女優の役割について、ご紹介していきます。
女性向けAVで好まれるタイプのAV女優とはどんな女の子?
女性向けAVと男性向けの一般的なAVで大きな違いとなるのは、女性向けAVではAV女優ではなく、イケメンのAV男優が主役となる点です。
基本的に女性向けAVを購入するファンは、出演しているAV女優に関してはそこまで深い興味は抱いていない、と言えるでしょう。
しかしだからと言って、AV女優ならば誰でもいい、というわけではないのが、女性向けAVの難しいところ。
なぜならば、女性向けAVを見るファンにとって、出演しているAV女優はある意味自分自身を投影する存在であり、またそれに加えて女性向けAVの素敵な世界を成立させるための存在でもあるためです。
つまりある程度のルックスやスタイルを備えた、主演のAV男優にふさわしい、と思えるような存在である必要がある、と言えるわけですね。
それでは実際に、女性向けAVの世界ではどのようなAV女優の需要があるのか、ご紹介していきます。
かわいらしさとエロさがある
女性ファンから見ても、出演しているAV女優のかわいらしさ、そしてエロさは重要になります。
かわいいAV女優が推しのイケメン男優とカラんでいる、そういった絵的な美しさが、女性向けAVを見る女性ファンにとっては興奮をより高めるポイントとなるわけですね。
そういった意味では、ルックス面だけでなくスタイルの良さも、女性向けAVに出演するAV女優にとっては非常に大切になる、とも言えるでしょう。
このあたりは、男性向けの一般的なAVに求められているAV女優像と、あまり変わらない、と言えるかもしれません。
演技が自然で感情移入ができる
女性向けAVにとって大切な部分として、セックスそのものよりも「セックスに至るまでのドラマ的な部分」をしっかり見せる、という点が挙げられます。
直接的なセックスのエロさよりも、そこに至るまでの恋愛ドラマ的な展開、そこを重視する女性ファンが多いためです。
そのため、男性向けの一般的なAVではそこまで重視されないような、ドラマ部分の演技力がAV女優にも必要となってきます。
考えてみてください、もしAVではなく一般的なドラマを楽しむとして、出演者の演技がイマイチだったら、見ていても感情移入もできず、せっかくのドラマも楽しめませんよね。
女性向けAVでは、ドラマ部分を重視するあまり「セックスシーンは見ずに、ドラマ部分だけを楽しむ」なんてファンも存在するほどです。
そういったファンを納得させるだけの演技力が、出演するAV女優にも必要となるわけですね。
セックスの魅せ方が上手なAV女優
女性向けAVでは、セックスシーンそのものはそこまで重視されない、とご紹介しました。
しかしそれは、すべての女性向けAVファンに言えるものではありません。
当然なかには、セックスシーンをしっかり見たい、と考えているファンもいます。
ただしその場合、男性向けのAVで求められるような、ドギツさを感じるハードなセックスシーンではない点には注意が必要です。
むしろ男性に対してAV女優の身体をキレイに見せるようなセックスや、かわいらしくもイヤらしい感じ方など、キレイなセックスが女性向けAVのファンには喜ばれます。
なかには「自分がセックスするときの参考にしたい」という女性ファンもいますので、参考になるようなセックスができれば女性向けAVからオファーが来るAV女優になれるでしょう。
女性向けVRAVではAV女優はどのような演技を求められる?ただ「横になっているだけ」では通用しないかも……
現在では、VRAVももうすでに一般的な存在となって、数多くのファンに楽しまれている世の中となっています。
VRゴーグルの用意など、一般的なAVに比べると多少準備が必要になる一面はありますが、かなりリーズナブルなVRゴーグルも登場してきており、かなり簡単にVRAVを楽しめる状況が整ってきた、と言えるでしょう。
そしてこの流れは、当然女性向けAVの世界にも届いています。
イケメンAV男優が目の前で見られる、そして自分とセックスをしているをしているような臨場感が味わえるわけですから、むしろAV男優の熱心なファンが楽しむものである女性向けAVのほうが、男性向けのAVよりもVRAVとの親和性が高い、と言えるかもしれません。
VRAVでは、主役以外の出演者は視聴者の分身のような存在のため、画面には多くは映らない存在です。
そのため男性向けのVRAVでは「男優は動かず、ただ寝ているだけ」であるパターンも少なくありません。
一方、女性向けVRAVでは、単純に「AV女優は寝ているだけでOK」なんて単純なものではないのが事実です。
そういった違いはどのあたりから生まれてくるのか、そして女性向けVRAVに出演するAV女優が注意するべきポイントをご紹介します。
基本的にはAV男優メインなのであまりAV女優は映らない
VRAVでは、基本的にはあまりメイン以外のAV女優は映りません。
ここで「基本的には」とあえて書いたのは、AV女優はただじっとしているのではなく、男優からの愛撫や体位変更を受ける都合上、けっこうVRAVのなかに自分の身体が映る範囲も多いためです。
そのため身体の美しさや、スタイルの良さといった点も大切になります。
また男優のプレイに応じて、声を出さなくてもしっかりと感じているような身体の動きを見せる必要もありますので、魅力的なスタイルを持ったAV女優のほうが、女性向けVRAVではオファーされやすい面があるのは間違いないでしょう。
手の動きや身じろぎなど必要最低限の動きで感情表現ができるAV女優が喜ばれる
VRAVでは、いざセックスシーンが始まるとAV女優は基本的には言葉を発しません。
見ている女性ファンがAV男優と実際にセックスをしているような臨場感を味わう作品がほとんどのため、出演しているAV女優が声を出してしまうとその臨場感が失われてしまうためです。
しかしAV男優から話しかけられているときなど、声を出さずに反応しなければなりません。
そういったときに、手の動きや身体の動きで感情を表現するテクニックが必要となるのです。
これは演技力の高さのひとつでもあり、うまくできないAV女優がやると「ただ手や身体を動かしているだけで、感情表現ができていない」と思われてしまいます。
つまり誰でもできるテクニックではないため、動きだけで感情表現ができるAV女優は、必然的に女性向けVRAVで活躍することができるようになるわけですね。
もし身体の動きだけでの感情表現を身に付けたいのであれば、演技のレッスンを受けたり、実際に女性向けVRAVを鑑賞したりして、勉強する必要があるでしょう。
もちろんこういったレッスンや勉強は、女性向けVRAVだけでなくそのほかのAVに出演するときにも役立ちますので、しておいて損はありません。
まとめ
女性向けAVは、これからも継続して人気が続くであろうAVジャンルのひとつです。
そのため、女性向けAVに出演できるAV女優は、お仕事を安定的に、さまざまなジャンルをこなせる女の子として、AV業界で重宝される存在にもなれるでしょう。
女性向けAVは男性向けAVと違って派手ではなく、内容的にもソフトでドラマ展開が多いため、男性向けAVとはまったく違った演技が必要になります。
そのため出演したとき、最初は戸惑うかもしれませんが、AV女優としての実績を積み上げる一つのチャンスとなりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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