AV女優が金銭トラブルに巻き込まれてしまう原因とは?巻き込まれないためにできる対策もご紹介
AV女優が金銭トラブルに巻き込まれてしまう原因とは?巻き込まれないためにできる対策もご紹介
AV女優のなかには、金銭トラブルに巻き込まれてしまう女の子もけっして少なくありません。
もちろんAV女優として成功すれば、多くの出演料だけでなくさまざまな付随するお仕事からも出演料を得られますので、かなり多額の収入を得られるようになります。
しかし収入が多いからと言って、油断していてはいけません。
ちょっとしたきっかけで金銭トラブルが発生したり、知識不足からトラブルが起こったり、といった状況に陥ってしまうケースもあるのです。
そこで今回は、AV女優が巻き込まれがちな金銭トラブルの内容と、金銭トラブルに巻き込まれないようにできる対策について、ご紹介します。
AV女優が巻き込まれるケースが多い金銭トラブルにはどういったものがある?
まずはどのような金銭トラブルにAV女優が巻き込まれるケースが多いのか、をご紹介しましょう。
もちろんすべてのAV女優がこれらの金銭トラブルに巻き込まれるわけではありませんが、自分のなかで「こういったトラブルが起こり得る」と知っておくのが大切です。
知っておくことで、自分がトラブルに巻き込まれそうになったときに「あ、まずい」と気付けるようになるでしょう。
浪費が続いての借金
AV女優は、人気がアップすればどんどん収入が増えていく職業です。
大きなAVメーカーの専属女優にもなれば、一般的なサラリーマンとは比べ物にならないくらいの収入を手にできます。
ただしいきなり大金を手にしてしまうと、それを有効に使えないAV女優も出てきてしまっておかしくはありません。
AV女優が大金を使ってしまう理由として多く挙げられるのが、ストレス解消のために「ホスト遊び」などにハマってしまうパターン。
「ホストに貢ぐ」なんて言葉がありますが、お金を使えば使うほどチヤホヤしてくれるホストクラブの魅力にハマってしまうと、限界までお金をつぎ込んでしまう、なんてケースも考えられるでしょう。
また一時期大人気でガンガンAVに出演しまくっていたAV女優が、人気が落ち着いて収入が減ってきてもそれまでの生活レベルを保ち続けようとして、財政的に破綻してしまうケースもあります。
確定申告漏れによる追徴課税
AV女優はプロダクションに所属していたとしてもあくまでも個人事業主ですので、毎年春には確定申告をおこなって、税金を支払わなければなりません。
この確定申告をおこなわず、税金も払っていない……なんてなると、税務署から調査が入って「追徴課税」という名の罰則を含んだ税金を納めなければなりません。
「確定申告なんてよくわからない」と放置してしまうAV女優もいるかもしれませんが、税金を払わないと一気にそれまで稼いだお金が吹き飛んでしまうような罰則を受けてもおかしくありません。
プロダクションも気にかけてくれるでしょうが、2023年10月からは「インボイス制度」もスタートし、税金に関しては余計にわかりにくく、面倒なことになってしまっています。
これまで以上に、税金に対する意識を強めないとトラブルになる可能性も出てくるでしょう。
プロダクションによる出演料のピンハネ
かつてAV業界で多かった金銭トラブルと言えば、AV女優の出演料のほとんどを所属するプロダクションに持っていかれてしまう「ピンハネ」の問題でした。
出演料の配分はプロダクションによって異なり、AV女優の取り分が総出演料の50%~60%程度が一般的です。
ただし悪質なプロダクションの場合は、AV女優に出演料の総額を伝えず、こっそり総額の90%近くを奪っている、なんてケースもAV業界にはあったわけですね。
こういった不公平さがAV女優にバレたとき、プロダクションとの間で金銭的な揉め事が起こっていたのです。
AV女優が金銭トラブルに巻き込まれないためにできる対策とは?
AV女優にとって、と言うかどんな人にとっても、金銭トラブルなど起きないほうが良いものです。
しかし人生にはどんなことが起こるかわかりませんので、金銭トラブルに巻き込まれないためにできることがあるのなら、あらかじめ対策としておこなっておくのが大切となります。
これまでご紹介した、AV女優が巻き込まれやすい金銭トラブルの例をもとに、AV女優が金銭トラブルに巻き込まれないためにできる対策についてご紹介していきます。
自分の収入に見合った生活を送る
まずは「無駄な浪費はしないこと」、これにつきるでしょう。
もちろんホストクラブにたくさんお金を使っても「自分はそれだけ稼いでいるんだから、問題ない!」と言えます。
ただしそれが度を過ぎてしまい、借金やローンで遊ぶようになってしまっては、かなりマズイ状況と言えるでしょう。
ストレス解消のためにホストクラブなどでパーッと遊ぶのも良いですが、自分の収入を考えて「毎月いくらまで」と決めて遊ぶのが大切です。
また収入が下がってきたと感じたら、贅沢な暮らしは改めるようにしましょう。
つい見栄を張ってしまう気持ちもわかりますが、それで経済感覚が破綻してしまったら元も子もありません。
AV業界の人もファンも、稼いで贅沢している姿に魅力を感じているのではなく、AVに真剣に取り組んで努力している姿に魅力を感じているのだ、と再確認すると良いでしょう。
確定申告など税金についてはプロダクションに相談する
自分ひとりで確定申告など、税金に関して対応しようとしても慣れないうちは難しいものです。
慣れれば自分だけでどうにでもなるのですが、最初は「この書類はなに?」「なにを書けば良いの?」とチンプンカンプンでしょう。
だからと言って、確定申告はそのまま放置しておくわけにもいきません。
早めにプロダクションに相談して、一緒に対策してもらいましょう。
たくさん稼いでいるAV女優の場合は、税金関係のプロである税理士を紹介してくれる場合もあります。
もちろんお金はかかりますが、自分だけでよくわからないまま確定申告をおこなうよりは、よっぽど安心できますよ。
プロダクションは「適正AV」を撮影しているプロダクションを選ぶ
現在のAV業界は、AVメーカーもプロダクションも「適正AV」の名のもとに、かなり健全な運営をおこなうようになってきています。
AV女優の権利をしっかり守ってくれますし、適正AVプロダクションであれば出演料の総額、プロダクションとAV女優の取り分もしっかり伝えてくれますので、金銭面に関する不満は少なくなるでしょう。
ただし現在でも、女の子をダマして稼ごうとする悪徳プロダクションが完全に消えたわけではありません。
そういった悪徳プロダクションに所属してしまうと、お金を搾り取るだけ搾り取られて「ハイ、サヨナラ」なんてことになってしまいます。
所属するプロダクションを決める際は、しっかりと自分でも「適正AV業界」でお仕事をしているか、在籍しているAV女優に有名な女の子はいるか、などを確認して、安心してお仕事できそうなプロダクションを選びましょう。
「AV女優=お金にだらしない」とのイメージも根強い
残念ながら、世間一般的な目からは「AV女優=お金にだらしない」とのイメージも、根強く残っています。
芸能界からAV業界に活動の場所を移した女の子には「金銭トラブルのせい」なんて無責任な記事が出回ることも多いです。
またAV女優の金銭トラブルに関するニュースが流れると「やっぱりAV女優だから……」なんて意見がネット上にあふれるのも、実際の話です。
こうしたイメージをいきなり払拭するのは難しいことですが、ひとりひとりのAV女優が金銭トラブルに巻き込まれないように気を付けていけば、いつか「AV女優=お金にだらしない」のイメージも消えるかもしれません。
まとめ
AV女優はまだ若いうちに大金を手にしてしまう場合もあるため、お金の使い方がよくわからなかったり、税金の仕組みを知らなかったりして、金銭トラブルに発展してしまうケースも見られます。
もちろん「自分で稼いだお金を、自分の好きなように使って悪いの?」との考え方もありますが、少なくとも金銭トラブルが起こるようなお金の使い方は避けるべきでしょう。
AV業界は健全化が進んでいますが、実際に働いている人間が問題を起こすと「やっぱり……」なんて言われてしまう業界であることには間違いありません。
今後も面白く、楽しくAV制作を続けるためにも、AV業界で働く人間として誰もが恥ずかしくないような行動を取るのも、大切ですよ!
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