AV女優がSNSで情報発信するときは「なりすましアカウント」の存在に要注意!
現在のAV業界にとって、SNSは非常に重要な情報発信ツールとして利用されています。
AVメーカーやAV監督など、スタッフ側の人間が制作したAVの宣伝ツールとして活用しているのはもちろん、AV女優やAV男優など、出演者側でも出演AVや出演イベントの告知やファンとの交流ツールとして利用していますね。
むしろ現在のAV業界では、SNSを活用していない関係者は少数派になってきている、と言えるでしょう。
そんなSNSですが、メリットとして挙げられる点に「誰でも気軽にアカウントを開設できて、利用できる」部分があります。
ただし気軽に利用できるのはメリットでもあり、デメリットである面も。
そんなデメリットのひとつが「なりすましアカウント」の存在、と言えるでしょう。
今回はSNSにおけるAV女優のなりすましアカウントについて、どういった悪影響があるのか、見つけたらどんな対策を取るべきか、などをご紹介しましょう。
SNS上にある「AV女優のなりすましアカウント」はどんな悪事を働くのかを知っておこう!
AV女優のなりすましアカウント、その存在については把握しているAV女優も多いでしょう。
しかし実際にこれらのなりすましアカウントが、どういった悪事を働き、どういった本人への悪影響を持っているのか、となると、イマイチ把握しきれていないケースも多いのではないでしょうか。
まずは実際に、なりすましアカウントにはどのような問題があるのか、ご紹介します。
AV女優本人になりすまして悪口や犯罪に関する問題発言などを投稿する
なりすましアカウントを作られた本人にとって、一番厄介なのがこの「本人のふりをして問題発言を投稿する」パターンです。
SNSは誰でも気軽に見られる情報ツールですので、なりすましアカウントの発言を「本人の発言だ」と考えられて炎上してしまう、なんてケースも考えられます。
もちろん「これはなりすましアカウントによる発言です」という事実が広まれば、誤解を解くこともできるでしょう。
しかし残念なことに「このAV女優がこんな発言をしていた!」との事実が広がるのに比べて「あの発言はなりすましアカウントの仕業だった」との情報は、圧倒的に広まりにくいのです。
そのため、どんなに訂正しても「こんなことを言っていたAV女優だ」とのイメージ低下に苦しめられる可能性があります。
ほかのユーザーにメッセージなどを送って詐欺などをおこなう
これは「なりすましされたAV女優本人」には、直接的な被害が及ぶものではありませんが、なりすましアカウントがほかのユーザーにメッセージなどを送るケースがあります。
メッセージの内容としては「一度会ってみませんか?」「お話しませんか?」など、常識的な判断力を持っている人間ならばダマされないようなものなのですが……非常に多くの人間にメッセージを送ると、ダマされる人間が何人か出てきてしまうもの。
その結果、有料サイトや個人情報を抜き取るサイトへ誘導する「フィッシング詐欺」の被害が起こったり、直接どこかに呼び出されて怖いお兄さんたちに囲まれて……なんて直接的な詐欺被害が起こったりする可能性があります。
もちろんそういった被害に対して、なりすまされた本人が責任を取る必要などはないのですが、被害者から逆恨みされてしまう危険性はあるでしょう。
注目を集めたい愉快犯による「なりすましアカウント」の可能性も
犯罪的な目的ではなく、単純に「有名人のふりをして注目を集めたい」愉快犯による「なりすましアカウント」も存在します。
この場合は、犯罪目的ではないために放置しても問題はない、と考えるかもしれません。
しかしこういった「なりすましアカウント」が存在していると、ファンや関係者などが「本物のアカウント」だと思い込んでしまう可能性も出てくるでしょう。
そうなると無駄な混乱を招くことになりますし、また「なりすましアカウント」が「もっと目立ちたい」と考えて、さまざまな問題行動を起こすかもしれません。
やっぱりどのような理由であったとしても「なりすましアカウント」を放置するのは、あまり良いことだとは言えないですね。
AV女優が「なりすましアカウント」を作られないためにできる対策はある?
AV女優の「なりすましアカウント」が存在していると、AV女優本人にとっても、ファンにとっても、AV業界にとっても良いことはありません。
喜ぶのは「なりすましアカウント」を作った本人だけ、なんて状況になってしまうわけですね。
となると、一番安全なのは「なりすましアカウント」を作られないように対策すること、と言えます。
それでは、AV女優が「なりすましアカウント」を作られないようにできる対策にはどのようなものがあるのでしょうか?
認証マークなどがあれば取得する
多くのSNSには、認証マークと呼ばれるものが存在しています。
認証マークとは、運営によって「このアカウントは本人が運営しています」と証明してくれるものです。
そのため認証マークがあるかないかを見れば、本人であるかどうかを見分けられるわけですね。
とは言っても、認証マークは誰にでも発行してもらえるものではありません。
ある程度、世間的に名の知れた有名人でないとなかなか認証マークの発行は難しい部分があるのが、この方法の難点と言えるでしょう。
プロダクションやAVメーカーのサイトなどから公式のSNSアカウントにリンクしてもらう
プロダクションの「AV女優紹介ページ」などに、SNSアカウントへのリンクを張ってもらうと、本物のアカウントである証明になります。
メーカー専属のAV女優であれば、メーカーのホームページにある「AV女優紹介ページ」にもリンクを張ってもらうと良いでしょう。
もちろん、すべての人がそういった紹介ページからリンクで飛んでくるわけではありませんが、少なくとも、自分が利用しているアカウントが本物のアカウントである、と証明しやすくなります。
もしAV女優の「なりすましアカウント」を見つけたら運営会社に通報を!
AV女優がもし自分の「なりすましアカウント」を見つけたら、放置せずに運営会社に通報することが大切になります。
このとき、運営会社は基本的に「本人からの通報」でないと対応してくれないことも多いので、プロダクション任せにせずに必ず自分で通報するようにしましょう。
とは言っても「なりすましアカウント」への対応に、プロダクションの協力がまったく不要なわけではありません。
まず「なりすましアカウント」を発見するためには、SNS内で自分の名前を検索する「エゴサーチ」をしてみるのが有効です。
ただしエゴサーチをすると、なりすましアカウントだけでなく自分に対する批判的な意見なども見つかる可能性があるため、あまりAV女優本人がエゴサーチするのはおすすめできません。
そのためプロダクションにエゴサーチしてもらって、もし「なりすましアカウント」を発見したらAV女優本人が通報する、との形を取るのが良さそうです。
また「なりすましアカウント」を見つけた場合、なりすましをされている本人のアカウントから「こんなアカウントがありますので注意してください!」と注意喚起するべきです。
その際も、プロダクションの公式SNSアカウントがあれば、同じように注意喚起してもらうと、被害を減らすのに役立つでしょう。
まとめ
SNSにおけるAV女優の「なりすましアカウント」は、本人に被害が及ぶこともあれば、ファンを中心に被害が出ることもある、大きな問題です。
実際には被害が見えにくいため軽く考えられてしまいがちですが、もし「なりすましアカウント」を発見したら、できるだけ早めにファンへの注意喚起やSNSの運営会社への通報をおこなうようにしましょう。
その際は、AV女優が自分だけで対策するのではなく、在籍しているプロダクションの助けを得るのも非常に大切です。
AV女優とプロダクションは、ただ単にお仕事上だけで付き合いがあるわけではなく、AV女優が安心してお仕事ができるような環境を整えてくれる存在でもあります。
「なりすましアカウント」のように、なにか困ったことが起きたら、遠慮せずにプロダクションのスタッフに相談するようにしましょう。
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