AV女優が知らない間に「無修正動画」に出演してしまうケースはあり得る?これからの時代は自分自身でも気を付けよう

AV女優が知らない間に「無修正動画」に出演してしまうケースはあり得る?これからの時代は自分自身でも気を付けよう

近年ではあまり聞かれなくなりましたが、2010年代ごろには「日本のAV女優が、海外の無修正動画サイトに出演する」という状況がありました。

日本でも有名な、トップレベルのAV女優の出演する無修正動画も存在し、日本のAV以外に「もうひとつのAV出演ルート」として、海外の無修正動画サイトが存在していたことは事実です。

しかしそれも一時期のことで、現在では日本のAV女優が海外の無修正動画サイトの作品に出演するケースは、かなり少なくなってきています。

とは言っても、そんなケースがゼロになったわけではないようですが……。

また近年では、海外の無修正動画サイトに自分のセックス動画を自分自身でアップして利益を得る、そんなケースも見られるようになってきています。

AVメーカーを通さず、自分でお金を儲けられる手段となっているため、AV女優としてではなく「一般の女性」として裸の動画で稼ぎたい、なんてこともできるようになったわけです。

しかしはっきり言って、無修正動画でお金を稼ぐ方法は、たとえどれだけ収入にプラスとなったとしてもオススメはできません。

その理由と、万が一にもAV女優として無修正動画に出演することがないようにための注意点をご紹介していきます。

AV女優が無修正動画に出演するべきではない理由は「逮捕される危険がある」ため

AV女優が海外の無修正動画サイトの作品に出演したり、自分で無修正の動画をアップしたりしないほうが良い理由は、非常に単純です。

それは無修正動画が世の中に出回ると、単純に言ってそこに出演している女優には逮捕される危険性があるため。

ほかに「無修正の動画が引退後も残り続けるのは、精神的に常に追い詰められたような感覚になる女性が多いため」といった理由も考えられますが、それ以上に「警察に逮捕される」というのは、その後の人生に影響を与えかねない事態と言えます。

無修正動画がどういった理由で逮捕の原因となるのか、ご紹介していきましょう。

無修正動画への出演は「わいせつ電磁的記録頒布幇助」の罪に問われる

多くの人が抱いている無修正動画に関する誤解のひとつとして「無修正動画のサイト運営者が逮捕されることはあっても、出演者が逮捕されることはない」というものがあります。

日本のAV女優が数多く海外の無修正動画サイトの作品に出演していた時代も、そういった誤解がされていたのが原因だった、と言えるでしょう。

しかし残念ながら、無修正動画に出演すると「わいせつ電磁的記録頒布幇助」、つまり「わいせつな映像が世の中に出回ることを助けた」という罪に問われてしまいます。

実際に海外の無修正動画に出演したAV女優やAV男優、さらには動画を作成したメーカー関係者からAV女優が所属していたプロダクションの関係者まで、さまざまな人間が無修正動画への出演に関連して逮捕された、といった事例もあるのです。

自分で無修正動画をアップした場合は「わいせつ電磁記録媒体陳列」の罪に問われる

無修正動画の出演ではなく、自分で無修正動画をサイトなどにアップした場合は「わいせつ電磁記録媒体陳列」の罪に問われます。

これは自分の出演動画だけでなく、他人が出演している無修正動画をアップしても同じことです。

無修正の動画をダウンロードしたり、単純に所持していたり、さらには購入したり、といった行為は罪になりませんので、簡単に言えば「誰もが無修正動画を見られるor購入できる状態」にする行為、アップロードや販売する行為がNGになる、と考えておけば良いでしょう。

AV女優が自分自身で無修正動画をアップロードするような状況にはなかなかならないでしょうが、たとえば「AV女優を引退したあとでお金がなくなってしまった」「エッチな動画で稼ぎたいけれど、プロダクションに所属したくない」なんて場合は、こういった状況になってしまう可能性が考えられます。

AV女優が自分でも気付かずに無修正動画に出演してしまう可能性をなくすためには自分でも注意が必要

現在のAV業界では、しっかりとしたプロダクションに所属しているAV女優が、なにも知らずに無修正動画に出演してしまう、なんて可能性はほぼありません。

プロダクションがしっかりしていれば、AV女優はもちろん自分たちや周囲の関係者にまで逮捕の危険が及ぶようなお仕事は、絶対にAV女優には勧めないためです。

しかしAV女優のほうも、すべてを他人任せにしてはいけません。

自分でできるチェックは自分でもして、万が一にも自分の無修正動画が世の中に出回ってしまうような事態は防ぐようにしたいものですね。

自分が出演するAVについてAV女優自身も確認する

AV女優は、自分自身でも自分が出演するAVが「どのメーカーが制作しているか」程度は確認したほうが良いでしょう。

「プロダクションが持ってくるお仕事は、細かいことは何も聞かずにOKする」というAV女優がほとんどでしょうが、それだと万が一プロダクションが悪質なAVメーカーだと気付かなかった場合、無修正動画が世の中に出回ってしまう可能性があります。

とくに今後は「適正AV」の概念がなくなるため、より注意が必要となる、と考えておくべきですね。

適正AV時代からお付き合いのあるAVメーカーならばともかく、新しいAVメーカーとのお仕事は念のため、プロダクションのスタッフと一緒に確認してみると良いでしょう。

ほとんどは問題がないでしょうが、万が一に備えて「念には念を入れる」くらいの気持ちでいたほうが、なにかと安全です。

自分で自分の動画をアップロードする場合はしっかりと内容を見直してチェックする

AV女優によっては時折、ファンサービスとしてSNSにちょっとセクシーな動画をアップしたり、ファンクラブサイトのコンテンツとしてセクシー動画をアップしたり、といった場合もあるでしょう。

こういった場合、自分で撮影した動画をそのままインターネット上にアップするのではなく、動画をしっかりと見直して問題がないかチェックする必要があります。

SNSやファンクラブサイトに、モザイクが必要なガッツリ系のエロコンテンツ動画をアップするケースはほぼないでしょうが、下着や水着といったライトエロのコンテンツ動画でも、うっかりすると性器がスケて見えたり、布地からはみ出したり、といった事故が起こる可能性は考慮しておくべきです。

アップ予定の動画を見直さないと、こういった事故が起こりかねません。

もちろん性器がチラ見えしている程度の動画で逮捕される可能性は低いかもしれませんが、その映像がずっと世の中に残り続けることは避けたいですよね。

まとめ

ほとんどのAV女優が「無修正動画なんて、自分には関係がない」と考えていることでしょう。

しかし「自分には関係ない」などと考えず、しっかりと自分でも確認して問題が起こらないようにするのが、これからのAV女優に必要なことになります。

また「無修正動画への出演やアップロードをしている人はたくさんいるけれど、逮捕されるのはごく一部だから、私は大丈夫」だと考えている女の子もいます。

実際のところ、逮捕者が出てからほとんどいなくなっていた海外の無修正動画サイトの作品へ出演するAV女優が、近年少しずつ増えてきている、なんて話も聞かれるのが事実です。

しかし「自分だけは大丈夫」なんてことは、この世の中には存在しません。

万が一に備えて、危ないことには絶対に近寄らないようにしましょう。

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