AV女優が節税するための方法とは?しっかり確認しないと大きなトラブルに発展してしまう可能性も……
日本に住んでお仕事をしている以上、収入があれば税金を払わなければなりません。
会社員であればすべてを会社が計算して、自動的に税金を払ってくれますのでとくに意識しなくても問題なく生活できますが、AV女優は個人事業主。
プロダクションに所属していたとしても、税金に関する手続きは基本的に、すべて自分でおこなわなければなりません。
とは言っても、できるだけ税金は少なく抑えたい、というのが正直なところですよね。
そんな人のために、さまざまな節税方法が存在しています。
節税方法を知らないと、かなりの損になってしまう可能性もありますので、できる限りは節税をしたほうが良いのですが、無理に節税しようとすると大きなトラブルになってしまうケースも。
この記事ではAV女優と税金、そして節税についてご紹介しますので、自分でできることがあったら参考にしてください。
AV女優が押さえておくべき税金のポイントとは?確定申告が不要な場合もある?
まずはAV女優にとっての税金、とくに確定申告に関して、押さえておくべきポイントをご紹介します。
税金についての基本を知らなければ、うまく節税もできないものですし、トラブルが起こる可能性も高くなってしまうでしょう。
税金に関するトラブルは、金額にもよりますが世間に広く報道されてしまう可能性もあります。
もしそうなったらAV女優としての人気にも大きな悪影響が出ることが考えられますので、税金に関するトラブルはなんとしてでも避けなければなりません。
AV女優として収入を得ているのであれば「確定申告」は必須
AV女優に限らず、お仕事として収入を得ている以上、1年に1度の「確定申告」はおこなわなければなりません。
確定申告は、前年の収入によって支払う税金の額を確定させるためにおこなわれます。
「なんでわざわざ、自分で支払いたくもない税金の額を計算しなければならないのか」なんて考えてしまうかもしれませんが、確定申告をおこなわないと、所得税や住民税など、あらゆる税金の金額が不明となり、支払えなくなってしまうのです。
しかもそのままにしておくと、ある日突然税務署員が自宅にやってきて家具からなにから差し押さえられ、さらに逮捕される、なんてことになってしまいかねません。
働いている人間にとって、確定申告は必須の作業と言えるでしょう。
副業でAV女優をしているなら確定申告が不要な場合も
給料が発生する本業を持っていて、副業でAV女優をしている場合でも、収入があれば確定申告は必要となります。
ただし副業の収入が1年で20万円以下の場合、確定申告はしなくても問題ありません。
とは言っても、本業が会社員ではなく個人事業主の場合は、結局確定申告が必要になりますので、確定申告が扶養なのは「給料が発生する本業を持っていて、AV女優の副業収入が20万円以下」の場合のみです。
確定申告についてわからないことがあったら事務所に相談するべき
確定申告は慣れてしまえば難しくない、とは言いますが、逆に言えば慣れていないうちはなにがなにやら、非常にわかりにくいのが欠点です。
一応、税務署に行けば確定申告のやり方について説明はしてくれますが、AV女優の場合は「あまり他人に自分のお仕事について知られたくない」と考えている場合もあるでしょう。
そういった場合は、税務署への相談もしにくいものです。
確定申告について自信がないのであれば、在籍しているプロダクションに相談してしまったほうが良いでしょう。
プロダクションには経理を担当するスタッフもいますし、多くの場合は税金のプロである税理士と契約しているため、そういった専門家のアドバイスも受けられます。
なにより、プロダクションは自分たちの会社に所属しているAV女優が税金に関してトラブルを起こすのは避けたい、と考えていますので、問題がないようにしっかりと見てくれるでしょう。
AV女優にできる節税方法とは?無理やり税金を少なくしようとするのは絶対NG!
収入をまとめて、支払う税金を計算するだけであれば、確定申告は比較的簡単です。
しかしそれでは支払う税金の額が高くなってしまうため、非常に損をしてしまうでしょう。
そこで知っておきたいのが、AV女優にできる節税方法の数々。
うまく節税できれば、支払う税金の額をかなり少なくできますので、節税の方法は頭に入れておくべきです。
AV女優のお仕事に関係する出費は「経費」にすれば税金を減らせる
税金は、お仕事で得たお金に対してかかってくるものですので、簡単に言えばお仕事で得たお金の額が少なくなれば、税金も少なくなります。
そこでしっかりまとめておかなければならないのが、お仕事をするために必要となったお金、つまり「経費」の存在です。
税金は、入ってきたお金から出て行ったお金、つまり経費を引いた金額である「所得」から計算されますので、しっかりと経費を計算すれば、それだけ税金が少なくなるわけですね。
AV女優の経費として考えられるのは「衣装代」「化粧品代」「美容院代」「交通費」「性病検査費」など、さまざまなものが考えられます。
しっかりとレシートや領収書を集めておき、毎月の出費をまとめておけば、確定申告のときに焦らずに済むでしょう。
ただし経費として扱えるのは、お仕事に関係した出費のみ。
遊びに行ったときの出費や、自分のための服や化粧品などは経費にできませんので、そのあたりはしっかりとわけて考えてください。
副業でAV女優をしている場合に収入が赤字であれば「赤字申告」で節税できる
本業があって、副業でAV女優をしている場合、1年の収入が20万円以下であれば、確定申告は不要、と説明しました。
ただし先に挙げたAV女優として必要だった経費が、AV女優としての収入を上回っていた場合、確定申告をすれば本業の収入から赤字分が差し引かれ、節税となります。
これを「赤字申告」と呼び、確定申告をしなければならない手間は増えるものの、税金を少なくするためにはおこなったほうが良い申告です。
ただしこれも、無理やり経費を増やして赤字にする、なんてことをすると税務署から指摘されてしまいますので、絶対にやってはいけません。
AV女優として「個人事務所」を立ち上げるなど法人化する
多くの芸能人が「個人事務所」を立ち上げ、法人化していますが、これはよく「節税のため」と言われています。
個人事務所を立ち上げると、その事務所の家賃や従業員の給料などが経費となるため、節税に大きく役立つわけですね。
ただし収入が多くないのに個人事務所を立ち上げるのは、経費ばかり出て行って赤字になってしまう可能性が高いため、オススメはできません。
よっぽど稼げるようになってからでないと、個人事務所を立ち上げるメリットは少ない、と言えそうですね。
もしAV女優以外の収入、たとえば動画配信などで稼ぐ額が多いのであれば、AVはプロダクション、その他の仕事は個人事務所、という使い分けもできます。
ただしこちらはかなり本格的に経理の知識が必要になりますので、ミスを指摘されてトラブルにならないためにも、税理士は必須の存在と言えるでしょう。
まとめ
AV女優でも、収入を給料の形でもらっている女の子の場合は、自分で確定申告などせずに税金関連はすべてプロダクションに任せる、というやり方もあります。
しかしマネジメント契約だけを結んでいる場合や、プロダクションを通さないお仕事の収入が増えている場合は、個人での確定申告が必須となるでしょう。
はっきり言って税金関連はかなり複雑な点もありますので、プロダクションに所属するならば税金についてもどこまでフォローしてもらえるのか、確認したほうが良いかもしれません。
収入が多くなれば個人的に税理士にお願いする、などの対応も必要となってきますが、それよりもまずはAV女優としてしっかりと収入を得られるようになるのが大切。
節税について考えるのは、AV女優として軌道に乗り、稼げるようになってからでも遅くはありませんよ。
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