毎年のように、冬場の日本では「インフルエンザの流行」がニュースになります。
インフルエンザに感染してしまうと、AV女優にとっては体調不良で苦しむだけでなく、お仕事の面でも大きな影響を受けてしまうもの。
とくに現在のAV業界では、AV新法によって「体調不良などによる、急な出演者の変更」が不可能となっています。
できる限り感染しないようにしたいところですが、どんなに対策をしても感染してしまうことも少なくありません。
今回は、インフルエンザに感染しないためにできる対策や、もし感染してしまったときの対策などをご紹介します。
AV女優がインフルエンザに感染しないための対策とは？
まず知っておくべき点として、日本ではインフルエンザがどの時期に流行するか、があります。
「なんとなく冬場」とは誰でも肌感覚で理解できるでしょうが、具体的なタイミングを知っておくことで、より感染しないための対策が立てやすくなるでしょう。
日本では、毎年11月下旬から12月上旬ごろに、インフルエンザの感染者が発生し始めます。
その後は、翌年の1月から3月ごろが感染者数のピークとなり、4月から5月にかけて感染者が減少していく、というのが毎年のパターンです。
夏にインフルエンザが発生することもありますが、そこまでの流行は夏にはない、と考えておいて良いでしょう。
つまりインフルエンザに感染しないためには、11月ごろから対策を始めておくべき、と言えます。
それでは、具体的なインフルエンザ対策の方法をご紹介していきます。
正しい手洗いを心掛ける
インフルエンザウイルスは、手に付着してから体内に入り込み、発症するケースが多くなります。
そのため、正しい手洗いが感染予防のためには重要です。
手のひらだけでなく、手の甲や指の間、爪の隙間まで、石鹸を使ってしっかり洗うようにしましょう。
手洗いの際は、指輪などの装飾品は外すのも重要です。
できれば爪も短く切っておきたいところですが、お仕事の都合でそうもいかないケースがあるかもしれません。
そういった場合は仕方ないですが、できるだけ爪と指の隙間を丁寧に洗うようにしておきたいですね。
手洗い以外では、うがいもインフルエンザ予防には有効です。
外出から帰宅したら、うがいと手洗いをセットでおこなうことを習慣づけておくと良いでしょう。
インフルエンザワクチンを接種する
インフルエンザワクチンを接種しておけば、感染の可能性を低くできます。
ワクチンを接種しても完全に感染を防げるわけではありませんが、発症しても症状が軽めで収まるケースも多いため、いざというときの安心感も高まるでしょう。
会社員の場合は、会社のほうでワクチンの接種をおぜん立てしてくれる場合もありますが、AV女優のような個人事業主の場合は、そうはいきません。
自分でインフルエンザワクチンを接種してくれる病院やクリニックを探して、予約して摂取してもらう流れになります。
インターネットで「インフルエンザワクチン 接種可能な病院」などのキーワードで調べれば病院一覧を調べられますので、活用しましょう。
どうしてもよくわからない場合などは、プロダクションのスタッフに助けを求めるのもアリですね。
体調を整えて健康的な生活を送る
年末年始にインフルエンザの患者数が増えるのは、生活リズムが乱れて抵抗力が落ちてしまう人が多いから、との理由もあります。
とくに忘年会や新年会で飲み会が続いたり、毎日夜ふかしをしたりしていると、それが抵抗力ダウンにつながり、インフルエンザに感染する可能性もアップします。
飲み過ぎ食べ過ぎに気を付けて、じゅうぶんな睡眠時間の確保と栄養バランスの取れた食事、そして適度な運動を心掛けるようにしましょう。
身体が健康を保っていれば、インフルエンザウイルスが体内に侵入してきても、免疫機能が働いてウイルスを退治してくれます。
もしインフルエンザの症状が出た場合にAV女優が取るべき対処法とは？
どれだけ感染予防をおこなっても、インフルエンザを完璧に防ぐことはできません。
インフルエンザの症状としては「突然38℃以上の高熱が出る」「関節痛や筋肉痛が発生する」「全身の倦怠感が発生する」などが、特徴として挙げられます。
もしこういった症状が出た場合に、AV女優が取るべき対処法をご紹介しましょう。
無理して仕事しようとはせずにプロダクションのスタッフに連絡する
先にもご紹介したように、AV女優が急な体調不良などで撮影などの現場を休んだ場合、急に代わりのAV女優を呼んで撮影することはできません。
そのため責任感が強いAV女優は、多少の体調不良があっても頑張ってお仕事に出かけようとするケースもあります。
しかしもしインフルエンザだった場合、本人だけでなく共演者やスタッフにまでウイルスをまき散らしてしまうことになるため、無理にお仕事に行くのはオススメできません。
AV女優が体調不良で撮影を休んでも、罰則や迷惑料の支払いを要求されることはありませんので、体調不良の場合はプロダクションのスタッフに連絡して、お仕事を休むことも含めて今後の対応について相談しましょう。
症状がツラかったら病院に行く
インフルエンザの場合も、家で安静にしていれば1週間程度で完治することがほとんどです。
しかしあまりにも体調が悪い場合はすぐに病院に行って、治療してもらったほうが良いでしょう。
そのときに困るのが、ひとり暮らしをしているAV女優の場合です。
あまりの体調不良に、病院へ出かける準備もできない、移動手段もない、なんてことになりかねません。
そんなときに助けを求めるためにも、プロダクションのスタッフへの連絡は必要なことです。
合わせて家族や友人にも連絡しておけば、いざというときの安心感はよりアップします。
とは言え、あまりにも体調が悪くなった場合や、なかなか周囲の助けも得られなさそうな場合には、救急車を呼ぶのも考えておきましょう。
インフルエンザの治療薬が効果を発揮するのは「発症から48時間後まで」
インフルエンザには、さまざまな治療薬が存在していますが、その効果が出るのは「発症から48時間後までに使用する」という条件が付いています。
インフルエンザの治療薬は、発症から48時間以内に服用すれば体内のウイルスの増殖を防ぎ、数を減らせるのですが、48時間経過してしまうと、その効果はほぼ出なくなってしまうためです。
そのため発症から48時間以上が経過している場合は、わざわざ病院に行っても自宅で安静にしていてもあまり変わらない、と言えます。
もちろん体調があまりにも悪い場合や、熱がまったく下がらない場合などは、発症から何日経過していても病院に行くべきです。
そういった判断を相談するためにも、プロダクションのスタッフとは毎日連絡を取って、経過報告をしておいたほうが安心ですね。
熱が下がってからも2日間は様子を見るべき
インフルエンザの場合、熱が下がってからも2日間は家で安静にして様子を見るべき、とされています。
熱が下がったとしても、身体からはインフルエンザウイルスが唾液や鼻水とともに排出されている場合が多いため、熱が下がってすぐに外出してしまうと、周囲にインフルエンザウイルスをばら撒いてしまいます。
発症後、3日から7日間は子の状態が続くため、インフルエンザが発症してから1週間は外出を控えるようにしましょう。
まとめ
インフルエンザは、高熱が出たり全身が痛んだりと、症状が激しめのため発症するとツラい病気です。
AV女優のお仕事にも大きな影響が出るため、感染しないように予防には力を入れるべきでしょう。
しかし、インフルエンザに絶対に感染しない方法などはありません。
万が一インフルエンザが発症したときのために、プロダクションのスタッフとあらかじめ連絡手段や、病院へ行くときの手段などを相談しておくと、安心です。
コメント