「髪は女の命」なんて言葉もありますが、実際に自分の髪型や髪の長さ、髪色に対して、こだわりを持っている女の子も多いでしょう。
しかし、AV女優として活動するからには、髪型や髪の長さ、髪色は、自分ひとりで決めるのが難しい場合もあります。
それは、AV女優さんの髪の毛に関しては、メーカーやプロダクションなど、さまざまな大人たちの思惑が関係してくるため。
ここでは、具体的にどのような髪型が好まれるのか、その理由なども合わせてご紹介します。
AV女優さんの髪型を女の子の自由にはなかなかできない理由とは?
AV女優は髪型や髪色を自由にできない、というのは、とくにデビュー前の女の子や、メーカーさんとの専属契約を結んでいる女の子に多く当てはまる条件になります。
しかし、メーカーさんやプロダクションも、けっして「女の子にイヤがらせをしよう」と考えて、髪型や髪色を制限しているわけではありません。
最初は少し理不尽に感じるかもしれませんが、しっかりと理由を理解すれば、納得できるようになるのではないでしょうか。
プロダクションやメーカーの「売り出し戦術」に合わせる必要がある
まず一番大きな理由となるのが、メーカーやプロダクションが考えた女の子の「売り出し戦術」、つまりプロモーションのイメージに合わせる必要がある、という点です。
とくに、メーカーと専属契約を結ぶ場合は、メーカーにも女の子の売り出し戦略が存在しているため、それに合わせないといけないわけですね。
清楚系で売るなら黒髪ロング、ギャル系で売るなら茶髪や金髪、などのイメージでしょうか。
とくにメーカーと専属契約を結んでいるのであれば、勝手にイメージと違う髪型にしてしまうと、契約違反になってしまうかもしれませんので、注意しましょう。
現在のAV業界では「黒髪ロング」の清楚系が基本的にはウケる
AV業界には、さまざまな流行り廃りがあります。
一時期はギャルAVが大流行しましたが、現在ではあまり見られなくなりました。
そして現在の主流は、黒髪ロングの清楚系、と言えるでしょう。
というわけで、デビュー前の女の子は、黒髪ロング、髪色をいじるにしても、茶髪にする程度にしておいたほうがオススメです。
なによりも便利なのが、黒髪ロングだとプロモーションの方向が決まったときに、そちらの方向に髪型や髪色をアレンジしやすい点にあります。
そういう意味で、デビュー前の女の子がメーカー面接に行く前の段階では、一度黒髪ロングにしておいたほうが、その後も対応しやすい、と言えますね。
役柄によってヘアスタイルを変える際に対応しやすい髪型にしておくと便利
メーカーさんと専属契約を結ぶ単体女優さんの場合は、メーカーさんのプロデュースの方向性に合わせなければならないため、自分で自由に髪型や髪色をいじれない、と説明しました。
一方、専属契約を結ばずに、キカタン女優さんや企画女優さんとして活動する場合は、髪型や髪色を自由にして良いのでしょうか。
ある程度の自由度はありますが、残念ながらキカタン女優さんや企画女優さんと言えども、完全に髪型や髪色を自由にできるとは限りません。
その理由は、キカタン女優さんや企画女優さんは、さまざまなAVに出演して、さまざまな役柄をこなさなければならないためです。
そのため、毎回髪型などを「役柄にふさわしいもの」に変えなければならないため、あまりにも極端な髪型や髪色にしてしまうと、役柄にふさわしくない、ということでオファーが来なくなってしまうかもしれません。
たとえば、看護師さんの役だったら、金髪の女の子よりもどうしても黒髪の女の子にオファーがされやすくなります。
黒髪のほうが、一般的にイメージされる「看護師」にふさわしいからですね。
このような理由で、髪型や髪色によってはAV女優としてのオファーが減ってしまうかもしれない、という点を理解しておきたいところです。
AV女優にとって「仕事がしやすい」髪型や髪色の特徴とは?
それでは結局のところ、AV女優さんにとってどのような髪型や髪色だと、仕事がしやすいと言えるのでしょうか。
AV女優さんの一番の仕事である「AVを撮影する」という視点から、AV女優さんにとって仕事がしやすい髪型のポイントについて、ご紹介します。
長すぎる髪の毛はAV撮影のときに邪魔になる可能性がある
「AV女優さんの基本の髪型は、黒髪ロング」とご紹介しました。
ただし、ロングはロングでも、腰まで届くような長すぎる髪型だと、AV撮影のときに苦労する可能性があります。
それは、長すぎる髪の毛は、AV撮影にとって一番大切な「美しいボディ」を隠してしまう可能性があるためです。
とくに、おっぱいが髪の毛で隠れてしまうケースが多く、おっぱい好きのファンにとってはAVを鑑賞していて哀しい思いをしてしまうケースも……。
長い髪の毛は、たしかに個性的ではありますが、多くのAV女優さんが肩あたりまでのセミロングにしている理由は、その程度ならボディラインを隠しにくい、という点もあるわけですね。
前髪は「眉毛より少し上」のラインで切りそろえておくと良い
前髪を伸ばすのをオススメしない理由は、一言で表すと「目元が見えにくくなるため」です。
人間の表情は、目にそのほとんどが現れるため、前髪で目元が見えにくくなってしまうと、感じている表情や責めているときの表情などが伝わりにくくなってしまい、視聴しているファンからの共感が得られにくくなってしまうんです。
また、フェラのときなども長い前髪で目元が隠れてしまうため、どうしてもイマイチな画になってしまいます。
「どうしても、眉毛の上で前髪を揃えるのはイヤだ!」という場合は、前髪を横に流して固定するなど、目を隠さないような工夫をするようにしましょう。
髪の色は黒か茶髪が無難
髪の色は、黒か茶髪にしておくのが、新人AV女優さんにとっては無難です。
先にもご紹介しましたが、髪色によっては演じられない役柄なども多く、せっかくのオファーを逃してしまいかねないため。
新人AV女優さん、とくにキカタン女優さん、企画女優さんにとっては、自分の実力を見てもらうには少しでも多くの作品に出演するのが一番の方法です。
実力が多くのファンやメーカーさんに伝わらなければ、オファーが来ないため、AV女優としての活動にも支障をきたしてしまいかねません。
AV女優の「ショートカット」はあまり好まれない
AV女優にとって、ショートカットはあまり好まれない傾向があります。
ショートカットのAV女優さんがまったくいないわけではありませんが、どうしても役柄が限定されやすくなってしまうため、メーカーからは「使いにくい」と考えられてしまう可能性はあります。
たとえば、AVデビューして間もないキカタン女優の女の子が黙ってショートカットにしてしまった結果、しばらくの間まったく仕事がなかった、なんてケースも。
これは別に「ペナルティ」というわけではないでしょうが、どうしても「使いにくい」とのイメージを抱かれてしまったため、という可能性はありますね。
逆に、最初からショートカットの女の子としてAVデビューした専属契約を結んだ単体女優さんの場合は、ショートカットでの活動も問題ありません。
AV業界に慣れていないと、そのあたりはわかりにくいかもしれませんので、髪型や髪色を変えたくなったときは、とにかくプロダクションのスタッフに相談するようにすると良いでしょう。
まとめ
新人AV女優さん、とくにキカタン女優さんや企画女優さんにとっては、まず「仕事をたくさんもらうこと」が大切になります。
そういった点を考えると、デビューしてしばらくはさまざまなお仕事に対応できる「黒髪、または茶髪で肩あたりまでのロングヘアー」にしておくのが無難、と言えるでしょう。
この髪型ならアレンジが利きやすく、オファーされたお仕事のチャンスを逃すことが減るはずです。
そして、キカタン女優や企画女優として知名度が上がってきた、つまり「自分の名前でお仕事をもらえるようになった」くらいの段階で、髪型や髪色を自分好みに変えるのが一番問題の起きないやり方、と言えるでしょう。
とは言え、やっぱり勝手に髪型や髪色を変えるのは、芸能に携わる人間としては良くありません。
しっかりプロダクションのスタッフに相談するのは、どんなにベテランになっても忘れないようにしたい点ですね!
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