AVに出演するけど服は脱がない!エキストラ女優とは?
AVに出演する人は、AV女優とAV男優は当然として、ほかにもいます。
それが「エキストラ」の存在です。
エキストラは、テレビのドラマやCMなどで、メインキャストやサブキャスト以外に登場する、名前はないけれども欠かせない存在と言えます。
もちろん、テレビドラマやCMと同じく映像作品であるAVにも、エキストラは大切な役割を果たしているわけですね。
それではこのエキストラとは、どのような役としてAVに登場し、またメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
知っているようであまり知らない、AVのエキストラことを、今回は「エキストラ女優」に絞ってご紹介します。
AVのエキストラ女優はどのような役でAVに出演している?
AVのエキストラは、テレビのドラマやCMとは違ってただの「画面を華やかに見せる役」ではなく、なんらかの役割を持って出演する場合がほとんどです。
そういった意味では、ある程度演技ができたほうが良いでしょう。
とは言っても、そこまで本格的な演技力が必要なわけではありません。
与えられた短いセリフを、不自然ではなく言えれば、まず問題はないでしょう。
それではAVにエキストラ女優が登場する場合、どういった役をこなしていることが多いか、ご紹介していきます。
ドラマAVにおける家族役
ドラマAVだと、メインとなるAV女優、カラミをおこなうAV男優のほか、ストーリーに絡んでくる「家族」の役をエキストラが務める場合が多くなります。
AV女優の母親役などが多いですが、近年流行しているジャンルである「NTRモノ」で、夫や彼氏を寝取られる奥さんや家族役として登場する場合も増えていますね。
登場する時間帯はAVの冒頭や終了付近だけのことも多いですが、ときには「妻が近くで寝ているのに~」みたいな設定のAVもあります。
そんなときは、近くでAV女優とAV男優がセックスしている間、ずっと寝ていなければならないですね。
痴漢モノに登場する乗客役
電車内やバスの車内など、痴漢モノを撮影するときは乗客役のエキストラが欠かせません。
もし乗客役のエキストラがいなければ、痴漢モノなのに「誰もいない車内で痴漢する」なんて、リアルさも盛り上がりもまったくないAVができあがってしまいます。
ただし痴漢モノのエキストラは、役割として「痴漢がすぐ近くでおこなわれているのに気付かない」存在でなければなりません。
そのため結局「寝たふり」や「読書や携帯電話に集中しているふり」など、できるだけ自然に気付かないふりをしなければならないのが、ちょっと大変ですかね。
ナンパモノで登場するナンパを断る役
ナンパモノのAVで、最初に何人かの女の子に声をかけるけれども断られてしまって、ようやくOKしてくれた女の子とセックスする、なんて展開を見たこともあるでしょう。
この「ナンパを断る女の子」の役を、エキストラはこなしています。
最初に何人か断られているからこそ、AVとしてのリアルさやセックスの盛り上がりが表現できるわけですね。
かつては本当に街中で声をかけた女の子に断られる映像を、そのまま使っていた場合もあるようですが、現在ではそんなことをしたらトラブルになりかねません。
そんな理由から、現在はすべてエキストラと考えて良いでしょう。
AVのエキストラ女優のメリットとデメリットにはどんなものがある?
AVのエキストラ女優として活動する場合、メリットもデメリットも両方考えられます。
代表的なメリットとデメリットをご紹介しますので、AVのエキストラ女優のお仕事に興味がある女の子は参考にしてください。
メリット①身バレをあまり気にせずに済む
AV女優にとって、身バレは非常に大きな悩みとなりますが、エキストラ女優であれば身バレはあまり気にせずに済むポイントです。
「自分が脱いで男優とセックスしている」のならばともかく、ただ単に出演しているだけですので、もしバレたとしても大きな問題にはならないでしょう。
もちろん「脱ぐ脱がないにかかわらず、AVに出演している」こと自体を問題にする人間もいるかもしれませんが、さすがにそこまでAVに厳しい人は少数派のはずです。
メリット②撮影時間が短めで空き時間にこなせる場合も多い
AVのエキストラ女優は、出演時間自体が少ないケースも多くなります。
またドラマの冒頭や終わり間近など、脱ぎなどもないシーンに出演する場合が多いため、AV撮影の最初に全部まとめて出演シーンを撮影してお仕事終了、のケースもあるでしょう。
ただし先にもご紹介した「近くで寝ている役」や「痴漢の乗客役」の場合は、結局撮影の最初から最後までいなければならないため、丸一日の拘束になります。
そのあたりは「短時間の撮影だけ出演する」といった調整も可能ですので、やりやすくはあるでしょう。
デメリット①衣装やメイクは自前の場合も多い
看護師やCA、ファミレス店員役のエキストラなど、制服が必要な場合はともかく、家族役や乗客役などの場合は衣装が用意されない現場がほとんどです。
そのため自分の役柄を把握して、ふさわしい衣装をエキストラ女優自身が用意しなければなりません。
またメイクはプロのメイクさんがやってくれることはほぼなく、自分でメイクすることが必要でしょう。
ただしメイクは不自然でなければ、日常生活でおこなっているメイクとほぼ変わらない(カメラ映りを考えて多少濃いめにするくらい)ため、そこまで大変ではないはずです。
デメリット②安定してお仕事があるとは限らない
AVのエキストラ女優は、安定してお仕事があるとは言えない職業です。
とくに近年では撮影経費が削減されているため、エキストラはメーカーの社員や撮影スタッフでこなす現場も増えてきています。
収入的に非常に不安定な点が、AVのエキストラ女優の最大のデメリットと言えるでしょう。
AVのエキストラ女優として活動する場合もプロダクションに所属する必要がある
現在のAV業界では、出演者はAV女優、AV男優だけでなく、エキストラ男優や女優も「適正AVプロダクション」に所属している必要があります。
一応エキストラ女優の場合は「フリー女優連盟」や「AVAN」といった組織に所属していればお仕事は受けられますが、安定してお仕事をもらいたいならプロダクションに在籍するのもアリでしょう。
「プロダクションに在籍すると、エキストラだけでなく脱がないといけなくなるんじゃ……」なんて不安を感じるかもしれませんが、現在のAV業界では「女の子の意思を尊重する」がすべての業界人の思考のトップにありますので、自分が望まない限りその心配はありません。
またエキストラもAVに出演する場合、作品ごとに契約書を交わす必要がありますので、そういった事務作業をこなす点でもプロダクションに所属しておくのは有利と言えるでしょう。
そして知っておきたいのが、エキストラも「出演AVの販売取り下げ申請」ができる点。
もちろん滅多なことではエキストラが販売取り下げ申請をおこなうケースはないでしょうが、出演者の権利として覚えておくのは大切なことですよ。
まとめ
AVのエキストラ女優のお仕事は、空き時間を有効活用できるため、アルバイトとしては悪くないお仕事です。
もちろん作品によって拘束時間や役割は違いますので、自分にできそうなエキストラのお仕事を選んで出演してみるのも良いでしょう。
また企画女優として活動している女の子なら、AVのお仕事がないときはエキストラのお仕事をこなす、なんてことも可能です。
撮影現場でうまくAVメーカーのスタッフやAV監督と知り合えば、その後のお仕事をオファーしてもらえるかもしれません。
さすがに単体女優やキカタン女優がエキストラとしての出演をこなすのは難しいかもしれませんが、興味がある企画女優はプロダクションのスタッフに相談してみるのもアリですよ!
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