AV女優がSNSの「DM」を解放しておくことのメリットとデメリットとは?

AV女優として活動するうえで、現在では欠かせないものとなっているのが「Instagram」や「X(旧Twitter)」といった、SNSの存在です。

気軽にAVのリリースやイベントの開催の告知がおこなえる以外に、同じAV女優やユーザーとのコミュニケーションに利用できるなど、管理の手間やコストをあまりかけずに利用できるのが、SNSの便利なところ。

そんなSNSには、ユーザー同士のメッセージのやり取りに使える「DM(ダイレクトメール)」と呼ばれるシステムが備わっています。

このDM、使い方によっては非常に便利なシステムなのですが、AV女優のアカウントでDMを利用している場合、デメリットが発生する可能性があることも知っておくべきでしょう。

今回は、AV女優がSNSを運営するうえで知っておきたい、DMのメリットとデメリットをご紹介していきます。

AV女優のSNSアカウントにおけるDMのメリットは「誰とでも連絡が取りやすい」点

そもそもSNSにおける「DM」とはどのようなシステムなのか、を理解しておきましょう。

DMとは簡単に言えば、同じSNSにアカウントを持っている人間同士が、個別にメッセージのやり取りができる機能です。

無料で利用できますし、基本的にはDMをやり取りした人間同士だけにしかメッセージの内容がわからないため、秘密のやり取りをしたいときに便利、と言えるでしょう。

そんなDMが、AV女優のSNSアカウントにとってどのようなメリットを持っているのか、ご紹介します。

①ファンとの交流が生まれる

AV女優とファンとの交流が気軽に生まれるのが、DMの持つメリットのひとつです。

SNSが登場する前は、AV女優とファンが交流する場所となるのは、イベントの会場程度しかありませんでした。

頻繁にイベントがおこなわれる大都市に住んでいるファンはともかく、あまりイベントがおこなわれないような土地に住んでいるファンにとっては、AV女優との交流は「ファンレターを送る」くらいの選択肢しかなかったわけですね。

その点、SNSのDMを使えば、AV女優と直接やり取りをすることも不可能ではありません。

もちろんファンレターを送っても返事が来るとは限らないのと同様、DMを送っても直接やり取りができるとは限りませんが、ファンにとっては「気軽に送って、AV女優と交流を持てる可能性がある」点がうれしい部分となるわけですね。

またAV女優にとっても、DMを利用してファンとやり取りができると便利な部分もあります。

たとえば、イベントなどで「ファンが撮影した写真がほしい」という場合。

DMでは文章だけでなく画像データなども送れるので、SNS上でファンに向かって「この前のイベントで撮影した写真を送ってほしい」などと伝えれば、送ってもらえるでしょう。

イベントの写真は関係者が撮影しようとしても、会場の都合などでなかなか良い写真が撮影できない場合もありますので、そんなときに便利ですね。

②AV業界関係者と連絡が取りやすい

AV女優として働く場合、さまざまなAV業界関係者とお仕事をするケースが多くなります。

もし「あの人と連絡を取りたいけれど、連絡先がわからない!」なんて場合は、SNSで相手を見つけられれば、そのままDMで連絡が取れます。

急ぎで「ほかの業界関係者に、あの人の連絡先を聞いて……」などの時間がない場合などには、便利な方法です。

③お仕事の依頼がDMに来る場合もある

現在のAV女優は、AV出演以外のお仕事を受けるケースも多くなっています。

そういった場合、まずはプロダクションにお仕事依頼の相談が来るのが一般的ですが、プロダクションに所属していないフリーランスのAV女優などは、SNSのDMを通じてお仕事の依頼が来る場合もあります。

ただしプロダクションに所属しているAV女優の場合も、DMにお仕事の依頼が直接送られてくる可能性はゼロとは言えません。

そういった際は、ちゃんとプロダクションに「こんな連絡が来ました」と報告して、相談するようにしましょう。

AV女優のSNSアカウントにおけるDMのデメリットは「迷惑DMが来るケースが多い」点

SNSにおけるDMは便利なシステムではありますが、デメリットがゼロとは言えません。

とくにAV女優のような、男性からの性的な視線を一身に受け止めるお仕事をしている女の子の場合、DMの「誰とでも気軽に連絡が取れる」部分は、便利な点でもあり不便な点でもある、と言えるでしょう。

それでは、AV女優にとってSNSのDMにはどのようなデメリットがあるかをご紹介します。

①セクハラDMが送られてくる

多くのAV女優が「DMの面倒な点」と話題にしているのが、多くの「セクハラDM」が送られてくる点です。

とくに多いのが、男性が自分の「性器」の画像を送ってくるケース。

DMでは無修正の画像も送れてしまうため、このような問題も起こってしまいます。

女の子からすれば「性器の画像を送られて、喜ぶわけないでしょう……」というのが本音でしょうが、残念ながら「AV女優になら、男性器の画像を送っても問題ないよね!」なんて考えてしまう男性が多い、そんな事実は存在しているのです。

②返事がもらえなかったことを逆恨みしてくる

AV女優に対してDMを送ってくる男性のなかには、返事がもらえなかったことに対して逆恨みしてくるような人もいます。

すべての男性がそうではありませんが「こちらからDMを送ったんだから、返事がもらえて当然!」と思い込んでいる、自分勝手な男性もゼロではないんです。

そういった男性は返事がもらえなかったことを恨んで、SNS上で誹謗中傷を書き込んだり、何通も大量のDMを送ってきたりなど、迷惑行為に及ぶようになる場合もあります。

完全にストーカーと化して、直接危害を与えようとしてくる可能性もなくはありませんので、非常に大きなデメリットと言えますね。

③トラブルになりかねない仕事の依頼が来る

DMには、トラブルの原因になりかねない仕事の依頼が舞い込んでくるケースがあります。

同人AVへの出演依頼だったり、個人的なイベントや飲み会への参加依頼だったり、はては「僕とセックスしてくれませんか?お礼はします」なんて売春の誘いだったり。

もちろんこのようなお仕事をプロダクションが許してくれるわけはありません。

万が一、高額の報酬に目がくらんで、個人的にこれらのお仕事を受けてしまうようなことがあった場合、大きなトラブルになってしまうでしょう。

「こういったお仕事の話は受けなければ良い」のは当然ですが、実際に目にしてしまうと思わず心が動いてしまう可能性も否定できませんので、こういった依頼が届きかねないのはDMのデメリットとなります。

AV女優が迷惑DMを受け取らないためにできる対策にはどんなものがある?

迷惑DMのほとんどは、無視してしまえば問題はありません。

しかし毎日のように多数の迷惑DMが届くのは、たとえ無視するにしても煩わしいものでしょう。

そのため、迷惑DMを受け取らないためにできる対策にはどのようなものがあるのか、ご紹介します。

①SNSアカウントがプロダクション管理であることを明記する

AV女優のSNSアカウントには「このアカウントはプロダクションが管理しています」「送られてくるDMにはプロダクション関係者が目を通しています」など、注意文が書かれているケースが見られます。

これは「本人以外もチェックしていますよ」という事実を伝えて、迷惑DMが送られてきにくい状況にするための工夫です。

男性は「プロダクションにチェックされている」と知ると「変なDMを送ったら、訴えられるんじゃないか」など不安に感じ、迷惑DMを送る気がなくなります。

もちろん気にしない男性もいれば、注意文を見ない男性もいますので、完璧な方法とは言えませんが、ある程度は迷惑DMの数を減らせるでしょう。

②迷惑DMを送ってきたアカウントをSNSの運営会社に通報する

多くのSNSには、迷惑アカウントを運営会社に通報する機能が設置されています。

迷惑DMを送ってきたアカウントを、どんどん運営会社に通報してしまうのも、ひとつの対策です。

通報されたアカウントを運営会社が悪質と認めた場合、アカウントの停止処分などが下されますので、もう同じアカウントでは活動できなくなります。

ただし確実にアカウントが停止されるわけではありませんし、新しくアカウントを取得して再び活動を始める場合もあるでしょう。

また大量の迷惑DMが送られてくる場合、すべてのアカウントを通報するのは非常に大変なのも、この対策の問題点ですね。

③そもそもDMを受け取らない設定にしておく

SNSでは、DMをそもそも「受け取らない」設定にもできます。

受け取らない設定にしておけば、最初からDMが送られてくることはないので、迷惑DM対策としてはかなり効果的、と言えるでしょう。

もちろんDMの持つメリットは失ってしまいますが、迷惑DMの存在を大きなストレスに感じてしまうタイプのAV女優には、一番オススメの方法です。

まとめ

迷惑DMの問題は、AV女優が活動するうえで非常に大きな問題です。

よく「男性は馬鹿だから」なんて理由でこの問題を片付けようとする人もいますが、男性が馬鹿だからAV女優が我慢しなければならないのはおかしな話ですよね。

AV女優としてのSNSアカウントの運用は、現在のAV女優にとっては非常に大切なものなのは確かですので、プロダクションと協力して、迷惑行為には対策するような体制を整えておくと安心できます。

せっかく運用するのですから、自分自身が楽しんで運用できるような環境で、どんどんSNSを活用していきましょう!

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
公式Twitter 公式Instagram 求人公式LINE お問合せ