AV女優さんが参加するイベントには、さまざまなものがあります。
DVDの発売イベントやトークイベント、ファンとのオフ会などが多いですが、イベントを開催するうえでは、しっかりとルールを決めておかなければなりません。
イベントはAV女優さんとファンとの距離が近いため、ルールをしっかり決めておかなければさまざまなトラブルが起きる可能性があるためです。
とくに気を付けなければならないのが、AV女優さんが自分でイベントを主催する場合。
DVD販売店でのイベントや、AV女優さんのイベントを頻繁に開催しているイベントスペースなどでは、イベント慣れしたスタッフがいるため、ある程度「起こり得るトラブル」を予想してあらかじめ動いてくれることが多いですが、イベントを普段はおこなわないような場所でイベントを開催する場合は、主催のAV女優さんや運営スタッフが気を付けていないと、トラブルが起こってイベントが台無し、なんてことになりかねないためです。
今回の記事では、イベントを開催するAV女優さんがしっかり把握しておくべきイベントのルールについて、ご紹介します。
AV女優のイベント開催前に事前に決めておくべきルールとは?
AV女優さんのイベントでは、ほぼ間違いなく「NG」にしておいたほうが良いルールが存在しています。
もちろん、イベントに参加するAV女優さんがOKならば、NGにしなくても良いルールです。
しかしトラブルを起こさずにイベントを皆で楽しむには、次の4つはルールとしてNGにしておくべきでしょう。
許可なく出演者に手を触れる行為
まず徹底しておきたいのが「参加者は出演者のAV女優さんに、許可なく手を触れない」というルールです。
このルールを設定しておかないと、AV女優さんに触れようとするファンが出て来てイベントが混乱状態になる可能性があります。
基本的に客席と、参加者が登壇するステージは離れていますが、AV女優さんのイベントでは、サイン会やツーショット撮影といった、ファンとAV女優さんの距離が近くなるシチュエーションも多いです。
AV女優さんのなかには「ツーショット撮影のとき、ファンに胸を触られた」「お尻を揉まれた」など、イヤな思いを経験した女の子も少なくありません。
そういった事態を防ぐためにも、参加者から出演者へのタッチはNG、としておくべきです。
ただしツーショット撮影のときは、ファンから「腕を組んでほしい」などのリクエストがある場合も珍しくありません。
そういう場合も、あくまでも先にファンからAV女優さんに向けて言葉でリクエストしてもらうようにして、勝手に腕を組んでくるような事態は避けるようにしましょう。
リクエストを受けるかどうかは、そのAV女優さんがOKかどうかで違ってきますので、可能なら「ツーショット撮影時のリクエストは可能ですが、内容によってはNGの場合があります」など、ルールに付け加えておくと良いですね。
イベント中の写真・動画撮影行為や録音行為
イベントの最中に、勝手に写真や動画を撮影したり、録音したりする行為はNGにしておくべきです。
これらをNGにしておかないと、せっかくのイベントなのにずっと写真を撮影しているようなファンがいて、イベントを楽しめる雰囲気ではなくなってしまいます。
また、勝手に動画や音声などを販売される、といった被害も考えられるでしょう。
そもそもAV女優さんは、自分自身が商品であるため、イベントに限らず勝手な撮影は許すべきではない、と考えておいたほうが良いです。
大声を出したり騒いだりする行為
イベントの最中に、大声を出したり騒いだりする行為はNGにしておきましょう。
自分だけ、もしくはグループだけで騒いで盛り上がっている人がいると、ほかのお客さんの迷惑になってしまいます。
ただし、悪気なく応援のつもりで大声を出してしまうファンの人もいなくはないのも事実なのが難しいところ。
あらかじめルールとして設定しておけば、そんなときも注意しやすくなりますし、予防の効果もあります。
イベント会場での入り待ちや出待ち行為
イベント前に会場に入る、またはイベント後に出ていく出演者を、イベント会場の出入り口で待つ行為はNGにしておくべきです。
これをNGにしておかないと、会場の外の道路などで待っている参加者が増えてしまい、イベントに使った会場や、周辺のお店・住人から苦情が発生する可能性があります。
こういった苦情が出ると、その後のイベント開催自体が難しくなる場合もあるため、気を使っておきたい部分ですね。
イベント開催時にファンに「OKかNGか」を伝えておいたほうが良いルール
「絶対にNG」にするべき、とは言いませんが、イベント開催時にあらかじめファンに「OKかNGか」を伝えておいたほうが良いルールも存在しています。
具体的な例を3つご紹介しますので、あらかじめ決めておくと良いでしょう。
イベントで撮影した写真をネットにアップしても良いか?
AV女優さんのイベントでは、許可のない撮影は禁止ですが、ツーショット撮影のほか、ファンが自分のカメラで女の子を自由に撮影できる「フリー撮影タイム」が設定されている場合もあります。
こういった場合に撮影した写真を、自由にネット上にアップしてOKかNGか、を決めておきましょう。
基本的には、撮影した写真を自由にネットにアップされると、あまりかわいく写っていない写真なども世の中に出てしまうため、NGとしているAV女優さんや事務所が多いです。
ただし「あらかじめプロダクションに連絡してOKをもらえば、写真をアップしても良い」というルールにしている場合も。
このあたりは、プロダクションと相談して決めておくと良いでしょう。
イベント内容をネットに書いてもOKか?
イベント内容を写真ではなく、文章で書いてネットに投稿してもOKか、という点です。
とくに問題がない、と考える場合も多いですが、トークイベントなどによっては「会場だけのオフレコ話」も存在しますので、すべてOKにしてしまうのは良くありません。
また、現在のインターネットでは、ちょっとしたことが炎上のきっかけになってしまう場合もあります。
そういった危険性を考えると、あまり具体的な内容をネットで書くのはNGにしておくべきでしょう。
「○○ちゃんのイベントに行って来て、楽しかった」程度の内容でしたら、もちろんNGにする理由はありませんので「あまりにも具体的な内容は書かない」という約束にすると良いかもしれませんね。
プレゼントや差し入れはOKかNGか
イベントを開催すると、ありがたいことにファンの方はプレゼントや差し入れを持ってきてくれる場合が多いです。
しかしイベントの会場によっては、AV女優さんがプレゼントを持って帰るのも大変な場合も考えられます。
また食べ物などを差し入れてもらうのは、結局食べられずに捨ててしまうようなことにもなりかねません。
そういった事情も考えて、プレゼントや差し入れはOKにするのか、食べ物以外はOKか、すべてNGか、というルールを毎回設定しておいたほうが良いでしょう。
事前にイベントのルールを告知しておく&当日もルールをイベント前に説明するのが大事
AV女優さんのイベントに数多く参加しているようなファンは、あらかじめイベントのルールをある程度は把握してくれている場合が多いです。
そのため「わざわざルールを説明する必要はない」と考えるかもしれませんが、新しく参加するファンもいますので、事前にルールを告知しておき、できればイベント開始前に改めてファンの前でルールの説明をしておくと安心です。
そうしないと「ルールを知らなかった」という状況が起き、トラブルになる可能性もあります。
まとめ
AV女優さんのイベントでは、ファンと女優さんの距離が近いため、ルールをしっかり設定しておく必要があります。
ただし「女優さん次第」でOKにもNGにもなる場合もありますので、さまざまなケースを考えて、事前にプロダクションに相談してルールを設定すると良いでしょう。
ルールを決めるだけでなく、それをしっかりと参加者に知ってもらうことも忘れてはいけません。
そうでないとさまざまなトラブルが起き、せっかくのイベントが楽しめないものになってしまいかねません。
「細かいルールを決めると、嫌がられるかも……」と思うかもしれませんが、ちゃんとルールを決めずにトラブルが起こるほうが問題です。
出演者も参加者も楽しめるイベントにするため、ルールはきちんと決めておきましょう。
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