X(旧Twitter)でアダルトコンテンツが解禁!AV女優が自分を宣伝するためのSNSとしては最有力候補に!?
6月に入って、アダルト業界で生きている人間にとっては非常に気になるニュースが突然発表されました。
なんとあのSNSの大手、X(旧Twitter、以下「X」と表記)が、規約の改訂によってアダルトコンテンツを実質的に解禁した、というのです。
AV女優が世間一般に自分の存在やAV女優としての活動をアピールするうえで、有効活用されているのSNSですが、これまでは「アダルトコンテンツをあまりおおっぴらにSNSでアピールするのは良くない」とされてきました。
実際のところ、SNSで過激な画像をアップするなど、あまり派手にアピールするとアカウントの停止や凍結がおこなわれる例が数多く見られてきたのが事実です。
そのため「SNSでの宣伝は、便利だけれども難しい」という、若干厄介な部分を持ち合わせていました。
今回の「X」の決定は、アダルトコンテンツを安心してアップできるようになる点で、アダルト業界関係者にとっては非常に画期的な出来事、と言えるわけです。
それでは具体的に「X」のアダルトコンテンツに関する規定がどのように改訂されたのか、また「X」にアダルトコンテンツを投稿する際の注意点など、ご紹介していきます。
「X」にアップできるアダルトコンテンツはけっして「なんでもアリ」なわけではない
まず大切なポイントとして、具体的に「X」のアダルトコンテンツに関する規定がどのように改訂されたのか、を知っておかなければなりません。
アダルトコンテンツのアップがOKになった、と言っても、けっして「なんでもアリ」な状態になったわけではありません。
もしNGな画像をアップしてしまうと、これまで以上に厳しく対処される可能性がある点は、しっかりと把握しておきましょう。
「X」でアップが許されるのは「ユーザーの合意のうえで制作されたアダルトコンテンツ」のみ
今回の「X」の規約改訂によってアップが許されるようになったのは、まず「ユーザーの合意のうえで制作されたアダルトコンテンツ」の画像・映像のみとなっています。
つまり盗撮や隠し撮り、相手の了解を得ずに撮影された画像や映像は、アップしてはいけないわけですね。
この点、AV女優がアップするアダルトコンテンツは、AV女優本人が出演するAVの画像や自撮りのセクシー画像・動画が中心となるでしょうから、安心しても良さそうです。
また画像・映像に映っている人物が、成人済みでなければなりません。
この点も、AV出演者であれば成人済みであるのは間違いないでしょうから、AV女優にとってはあまり意識しなくても良さそうです。
従来の「センシティブ」ラベルに加えて「成人向け」ラベルを付ける必要がある
これまでの「X」では、アダルト系の画像・動画をアップする際には「センシティブ」ラベルを設定して、アダルトコンテンツを見たくない人間の目に触れにくくする必要がありました。
今後はアダルト系画像・動画には「センシティブ」ラベルに加えて「成人向け」ラベルを付けなければなりません。
「成人向け」ラベルを付けた画像や動画は、未成年や「X」の年齢を設定していない人間に対しては、表示されなくなります。
未成年者に対してアダルト画像・動画が表示されると大きな問題になりかねませんので、そういった事態をなくすために「X」が考えた方法でしょう。
「X」におけるアダルトコンテンツの解禁はAV女優にとって大きなメリットとなる!
先にも書きましたが、基本的に無料で、さらに非常に数多くの人間が頻繁に利用しているSNSは、宣伝ツールとしては非常に優秀な存在です。
そんな「X」でアダルトコンテンツが解禁されたのは、AV女優にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
具体的にどのような点がAV女優にとってのメリットとなるのか、ご紹介します。
AVの宣伝だけでなくAV女優が自分で作ったコンテンツや自分自身の宣伝のために「X」を利用できる
AV女優が「X」で宣伝するコンテンツとして、まず一番に頭に浮かぶのは自分が出演したAVでしょう。
なんと言ってもAV女優にとって重要なのは、自分が出演したAVが世間に知られ、売り上げが伸びること。
AVの売り上げが良ければ次回作への出演にもつながりますが、イマイチなら次のオファーが来るかもわからない、そんな厳しい世界ですから、AVの売り上げアップのためにSNSを活用するのは大切です。
また現在のAV女優は、ファンクラブサイトでオリジナルコンテンツを発売するケースも増えてきています。
そういったオリジナルコンテンツの紹介をすれば、売り上げアップだけでなく自分自身の人気・認知度向上にもつながるでしょう。
アダルトコンテンツが原因のアカウント凍結の心配が少なくなる
SNSでは、アダルトコンテンツはあまり歓迎されるコンテンツとは言えないのが実態です。
「X」以外にもSNSには「Instagram」や「Facebook」、「YouTube」などが含まれますが、これらほとんどのSNSでアダルトコンテンツは禁止されている状態なのがほとんど。
アダルトコンテンツをアップすると、コンテンツを削除されるだけでなくアカウントの凍結、最悪の場合はアカウントの削除まで覚悟しておかなければなりません。
「X」でもアカウントの凍結はときおり見られましたが、それ以外に「X」独自の対応として「シャドウバン」と呼ばれる状態があります。
「シャドウバン」とは、自分が書き込んだ(ポストした)内容がほかの人から見えなくなってしまったり、アカウント検索をしてもアカウント自体が表示されなくなる状態です。
この「シャドウバン」になる原因は複数ありますが、アダルト関連のアカウントが対象となることも非常に多くありました。
「X」で公式にアダルトコンテンツが解禁されたことで、AV女優のアカウントが「シャドウバン」されてしまう可能性がかなり少なくなった、と言えるでしょう。
それまでは「いつ凍結されるか」「いつシャドウバンされるか」など、ビクビクしながら利用していた「X」を、安心して利用できるようになるわけですね。
「X」にアダルトコンテンツをアップする際にAV女優が注意するべきポイントとは?
「X」でアダルトコンテンツが解禁されたからと言って、すべてがOKになったわけではありません。
とくにAV女優ならではの注意点もありますので、しっかりと理解しておきましょう。
SNSにアップしてはいけない情報はアップしない
AVには、メーカーが設定した「情報解禁」のタイミングが存在するケースがあります。
こういったときに、まだ情報解禁日の前なのにAV女優が作品について「X」で投稿してしまうと、メーカーに大きな迷惑をかけてしまいかねません。
またほかのAV女優やAV男優が映っている画像は、映っている本人の許可を得ないでSNSにアップしてしまうと、こちらもトラブルになる可能性があります。
どの画像をアップしても良いのか、の基準は、はっきりとさせておかなければならないでしょう。
しっかりと「X」の規約を確認・理解して画像や動画を投稿する
とりあえず「X」でアダルトコンテンツが解禁されたのはたしかですが、細かい部分ではOKな部分、NGな部分が存在する可能性はあります。
しっかりと「X」の規約を確認し、どういった画像や動画がOKで、どういった画像や動画がNGなのか、は理解しておきましょう。
ただし「X」に限らず、規約の文章は「読んでみてもイマイチ理解できない……」なんて状態になってしまうのも、珍しいことではありません。
もし自分ではお手上げな状態になってしまったら、プロダクションのスタッフに相談してみましょう。
困ったときにはプロダクションのスタッフに相談、はAV女優にとっての基本ですよ。
まとめ
「X」は利用している人間も多く、宣伝ツールとしては便利なため、アダルトコンテンツが解禁されたのはAV女優にとっては大きなメリットとなります。
これまではざっくりと「アダルトコンテンツは禁止」という状態で、しっかりと文章で「どれがダメでどれがOK」と明示されていなかったため、AVの宣伝情報などはヒヤヒヤしながらアップしてきました。
ある日突然「アカウントが凍結された!」「シャドウバンされた!」といったAV女優の嘆きの声も、数多く聞かれたものです。
そういった心配が少なくなった点は、非常にありがたいと言えるでしょう。
しかしこの取り組みはまだ始まったばかりですし、場合によっては今後規約がさらに改訂される可能性もあります。
しばらくは様子を見つつ、宣伝手段として「X」を活用していくようにすると良さそうですね。
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